【STORY】
1.『メッセージ』
自殺した男子高生の納棺を終え事務所に戻ったYさん。と、夜中の2時頃に、男性の声で「殺される、××高校まで来て。お願い」という電話がかかってくる。いたずらとは思いながらも、気になり自分でその高校に行ってみることにするが…。
2.『消えない死臭』
死後一週間が経過した遺体の納棺をひきうけることになったNさん。部屋中に充満する強烈な死臭に吐きそうになりながら、何とか仕事を終える。
しかし、一週間ほど経ったある日、アパートの管理人から、まだ臭いが取れないというクレームがくる…。
3.『おばあちゃん子』
あるおばあちゃんの納棺を行ったCさん。そのおばあちゃんには、早くに母親を亡くしとてもおばあちゃん子なS君という孫がいた。しばらく経ったある日、とある道沿いの階段で老人用の買い物カートを持って悪戦苦闘しているS君を見つける…。
4.『DIARY』
ある男性納棺師が、自殺した女性の遺体をアパートに回収にいった時のこと。遺体のそばに置かれた日記帳に目をとめると、“YUKO”という名前が記されている。
その名前にはっとする男性納棺師。亡くなった女性はその納棺師がひどい別れ方をした元恋人だった…。
5.『ハイヒールの女』
案内人・稲川淳二がとある番組の撮影の際に体験した、恐ろしい心霊体験を語る。
6.『ミチヅレ』
納棺師のKさんは、霊感が強く、人の旅立ちに立ち会った日には必ず奇妙な体験をしていたが、普段は恐怖を感じることはなかった。しかし、年齢の若い女性の納棺をした日のこと、自宅の風呂場で思いもよらぬ恐ろしい体験をする…。