【STORY】
当たらない占い師・ほのかは、ある日 客の老婦人から謎の封筒を託される。
ほのかは持ち主を捜すヒントとして渡されたキーワードの中に故郷「笛吹」の文字を見ると、書道家だった亡き母から憎まれていた辛い記憶がよぎり、一度は依頼を断ってしまう。
しかし母の遺品が見つかったという知らせを受けて、ついに20年ぶりに故郷・笛吹へと向かう決意をする。
そこで待ち受けていたのは、言葉を話せなくなり世界中を旅しながら「書」を広めている美人書道家 ルゥイィと、今は描くことをやめてしまった風変わりな画家グロークとの出会いだった。
謎の封筒の中身をめぐる ほのか達3人の奇想天外な交流と、笛吹の美しい自然、そして漢字の持つ秘められた意味が、3人の心の闇を 次第に解き明かしてゆく。
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