【STORY】
父が人間狩りに失敗し、死んだ。その影響で傷心する浩と義男。
浩は家長として自分と弟・義男の血を確保しなければいけないと思いながらも、父親のまさかの死から、「人間を襲う」という行為にビビっていた。家長の責任と人を襲えない自分とのはざまでやりきれない浩。
そんな兄弟を心配する叔母の京子は、ふたりのために最低限の血液を差し入れていた。
京子は娘のさくらと浩との結婚を強く願っていたが、浩は、自分にさくらは勿体ないという思いから賛成できずにいた。一方、義男は密かにさくらに思いを寄せていく。
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